医療

心筋梗塞 | 原因と症状、狭心症との違いって?【福祉住環境コーディネーター】

心臓の図

心筋梗塞とは?

心筋梗塞とは、冠動脈が硬くなって内腔(血管)が狭くなり血栓ができることで、血流が途絶えて心筋が酸素・栄養不足になって壊死する病気のことです。

心臓の図出典:https://ochanomizunaika.com/3108
心筋梗塞

冠動脈が詰まって、心筋の組織が壊死する病気。

心筋梗塞の原因って?

心筋梗塞になってしまう原因は、主に食生活の乱れです。

  1. 塩分・糖質過多
  2. 脂肪分過多
  3. たばこ
  4. 運動不足

心筋梗塞ってどんな症状?

心筋梗塞には主に3つの症状が現れます。

  1. 胸部・左肩・左腕の違和感
  2. 胃の痛み
  3. 胸の痛み

狭心症との違いは?

狭心症は、心筋が一時的に血流不足となって強い痛みを伴って発作が起こります。

心筋梗塞の場合は冠動脈が完全に詰まって心筋が壊死しますが、狭心症の場合、血流の減少や途絶えは一時的で心筋が壊死するまでには至りません。

狭心症 一時的な血流不足
心筋梗塞 冠動脈が完全に詰まって、心筋が壊死

心筋梗塞の治療とリハビリ

心筋梗塞の治療方法

心筋梗塞の治療では、主に3つの治療方法があります。

  1. 血栓を溶かす
  2. 冠動脈をカテーテルで拡大させる
  3. バイパス手術

①と②の治療方法ではカテーテルを使用します。

カテーテル

体内に挿入する医療用の細長い管

①血栓を溶かす

血栓を溶かす薬をカテーテルで冠動脈に注入します。

②冠動脈をカテーテルで拡大させる

カテーテルが冠動脈を拡大させる治療方法は、バルーン療法とステント療法の2つがあります。

バルーン療法 細長い風船をつけたカテーテルを冠動脈に挿入して、血管の内腔を広げる方法。
ステント療法 コイル状の金属(ステント)をバルーンにかぶせてカテーテルを挿入し、膨らませたあとでステントだけを残しバルーンカテーテルを抜く治療方法。

バイパス手術

バイパス手術は、狭窄部を越えて大動脈と冠動脈をつなぐバイパスをつくり、血液の新しい通り道をつくる治療法です。
多くのの冠動脈が詰まってる場合に行います。

狭窄部(きょうさくぶ)

血管が狭くなってしまっている部分

心筋梗塞のリハビリ

心筋梗塞のリハビリは時間の経過により3つに分けられます。

  1. 急性期
  2. 回復期
  3. 維持期

心筋梗塞の治療後、再発防止には動脈硬化の進行を抑えることが一番大切です。
薬物療法を行うとともに、以下のリハビリを行います。

  • 低コレステロール食をとる
  • 塩分を控える
  • 毎日の生活にややきつめの運動を取り入れる
  • 喫煙・アルコールを控える
  • ストレスのない生活を送る